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ゲーミングモニターの応答速度って5msで十分?勝ちたいなら1msがおすすめ!

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モニターを調べてると「応答速度」って出てくるけど重要なのかな?

レイ君

モニターの選定では、サイズと解像度しか気にしていない人も多いはず。昔の僕がそうで、こだわりがなくテキトーに選定していたので、あとで後悔してました。

今回は、モニターのスペックとして必ず存在する「応答速度」について解説します。

あまり難しい話は理解できないかも・・・

レイ君

本サイトでは、モニターの選定において初心者でも理解できるように、できるだけマニアックは専門用語は使わずに分かりやすく説明することをモットーにしています。上級者の方はやさしい目でご覧いただきたい。では、どうぞ。

 

本記事の内容

  • 応答速度の意味が分かる
  • 応答速度が速い時のメリットが分かる
  • 応答速度をこだわるべき人が分かる

 

筆者の自己紹介

最近は仕事でもプライベートでも四六時中モニターに向き合っている方が増えてきましたが、この記事を書いている僕もその一人。パソコン歴35年の僕はPCを扱う業界に身を置き、仕事でも沢山のモニターを購入してきました。その知識を活かしつつ、本ブログにてモニター選定で困っている方のお役に少しでも立てれば幸いです。

モニターの応答速度って何?初心者にも分かりやすく解説

ゲーミングモニターに限った話ではありませんが、モニターには応答速度と言われるスペックがあります。

一体何なの?その応答速度って

レイ君

モニターに速度って言われても初心者の方には何のこっちゃですよね。でも、特にゲーミングモニターを検討しているならとても重要なことです。

めっちゃ簡単に説明すると「色を変化させる時にかかる時間」が応答速度です。

ん~、ますます分からないけど、もうちょっと具体的に教えて

レイ君

もっと分かりやすく言うと、色を「黒 ⇒ 白 ⇒ 黒」と変化させたときにかかる時間です。

時間の単位は「ms(ミリ秒)」ですが、「ms」は学校で習ったはずです。

たしか「1ms」は1000分の1秒(0.001秒)のことだね

レイ君

とは言え、最近では「黒 ⇒ 白 ⇒ 黒」の応答速度はほとんど見かけなくなり、代わりに「GtoG(グレー to グレー)」で表現されるようになった。

グレーは中間色のことですが難しく考える必要はなくて、絵具を使って色を作る時、黒と白を混ぜてグレー(ねずみ色)を作ったでしょ。水色やピンクも中間色ですが作るのってひと手間掛かるわけ。こんなイメージでOK。

だから、「ある中間色」から「ある中間色」に色を変化させるのって原理的に時間が掛かるので、このGtoGを速くできれば「高性能なモニター」としてアピールできる。要するに信頼性のある応答速度が「GtoG」となる訳です。

ポイント

モニターを選定する際、応答速度が「GtoG」であるか必ず確認しましょう。もし表記されている応答速度に「GtoG」と書かれてなかったら「黒 ⇒ 白 ⇒ 黒」の可能性が高いので要注意です。でも、ゲーミングモニターなら「GtoG」表記が今や一般的ですよ。

応答速度が速い場合のメリットとは

上記のとおり応答速度の意味、イメージが理解できたかと思います。

ところでさー、応答速度が速いと何が嬉しいの?

レイ君

応答速度が速い時のメリットですが、すばり「残像」が少なくなるからです。残像は動きの速い時に現れる現象で、ぼやけて見えてしまう。

スポーツやレースなど動きの速い映像を観ていて、残像が気になったことありませんか。実はほとんどの人が自分の目が追い付いていなくてぼやけて見えていると思いガチですが、あれ、モニターの応答速度が遅い為に残像がのこっている可能性がある。

例えば「エーペックスレジェンズ(Apex Legends)」を代表とした近年大人気のバトロワ系ゲームのFPSでは、激しく動く中、敵に気付く必要があります。その状況下で残像があったら、目の疲れも大きくなり集中できません。残像の無いクッキリとした映像は、ゲームでも有利に働くわけです。

「黒挿入」技術について

応答速度が速くても、残像が見える場合があります。それは、人の脳内に前の色が残っているため残像として感じてしまうから。この現象を「ホールドボケ」と言いますが、このホールドボケを無くすために「黒挿入」と言われる技術が搭載されたモニターがあります。

例えば、BenQのDyAc技術もそのひとつ。(僕はダイ・アックと読んでいます)

フレームとフレームの間、要するに画像と次の画像の間に一瞬だけ黒い画像(バックライトをOFF)を入れることでリフレッシュされ、残像感が軽減します。メーカーによって、この技法はいろいろ違いますが、こんなイメージで理解できればOKです。

ゲーミングモニターの応答速度って5msで十分?勝ちたいなら1msがおすすめ

とくにゲーミングモニターを選定していて気付いたことはありませんか。

そういえば「1ms」を強調しているメーカーが多いような

レイ君

それは、ある意味正解で、今ゲーミングモニターの世界では「1ms」がトレンドになっているほどです。最近では「1ms」と言う高スペックでもモニターの価格は安くなってきました。たとえばコレ。

1万円強で応答速度1msのゲーミングモニターが手に入ります。よってゲームで勝ちたいなら「1ms」にこだわってみましょう。

とは言え、普通にゲームや動画を楽しむだけなら「5ms」でもかなり速いです。

少しだけ深く説明

「5ms」でも十分速いと言いましたが、テキトーに言ったわけではありません。モニターのスペックにリフレッシュレートと言うものがあり、144Hzなら1秒間に画像をパラパラ漫画のように144枚切り替えて表示しています。ゲーミングモニターとして144Hzはかなり速く人気のスペックですが、1枚の画像表示に要する時間は6.94msです。よって、応答速度「5ms」は1枚表示する時間内に、色の変化が間に合っていることになるのです。

【まとめ】後悔したくなければ、モニターの応答速度は軽視してはいけない!

ここまで読んでいただいた方なら、応答速度の重要性が理解できたはず。そう、モニターの購入で後悔したくなければ、「応答速度」を軽視してはいけません。

モニターって表示するだけなのに意外と奥が深いね

レイ君

もう一度、ポイントをおさらいします。

  • 応答速度は「GtoG」で表記されているか
  • ゲームでガチで勝ちたい目的なら「1ms」以下にこだわるのはあり
  • 普通に使うなら「5ms」でも十分速い

ゲーミングモニターの登場で、応答速度はさらに注目が集まりました。だって、eスポーツとしてプロゲーマーの方々は勝つことで生計を立てているので、道具にこだわって当然です。

どちらにしても、モニターの応答速度がいくつであるか理解した上で購入しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。じゃあ、またね!

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