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こんにちは。
もしかして、モニターの液晶パネルはIPSにしたいけど、まだVAとどっちにしようか迷ってますか?
あの~、IPSやVAって何のこと?
PCモニターの液晶パネル(画面)には、代表的な表示方式が3つあって、「IPS」「VA」「TN」があります。
だけどさー、画面なんて写ればいいでしょ~
じつは液晶パネルの種類ごとに特徴があって知らずに購入すると、あとで後悔する可能性があります。なぜなら昔の僕は何も気にせずに画面サイズだけで適当にモニターを買って失敗してたから。
そしてIPSに着目したあなたは、モニター選びとして正しい(失敗の可能性がかなり低い)一歩を踏み出してます。とはいえ、しっかりとIPSの特徴を理解した上で購入を検討しましょう。
そんなわけで今回、IPSパネルの魅力(メリットだけでなくデメリットも)をVAやTNとの違いを比較しつつお伝えします。
最後には、筆者が厳選したIPSパネル仕様のおすすめPCモニターも紹介しますね。
- IPSパネルが人気の理由を正確に理解できる
- VA・TNとの比較でIPSの特徴がしっかり分かる
- おすすめのIPSパネルPCモニター機種が分かる
最近は仕事でもプライベートでも四六時中モニターに向き合っている方が増えてきましたが、この記事を書いている僕もその一人。パソコン歴35年の僕はPCを扱う業界に身を置き、仕事でも沢山のモニターを購入してきました。その知識を活かしつつ、本ブログにてモニター選定で困っている方のお役に少しでも立てれば幸いです。
モニターのIPSとVAってどっちがいい?まずはIPSの魅力を理解しよう!
ところでIPSがいいみたいだけど、何がそんなにいいの?
「IPSパネルは視野角が広いからどの角度からでもキレイに見れる」ってだけで、IPSパネル最高と思っている方も多いはず。
もちろん、人気の1番の理由ですが、それだけではないんです。他にもこんな理由があります。
- 視野角が広い
- 映像が美しい
- 映像がブレない
- 価格が安くなってきた
それぞれ、簡単ですが深掘りして説明します。
視野角が広い
「視野角が広い」は、ほとんどの方がIPSパネルを選ぶ理由です。
でも僕は疑問を感じています。なぜなら、ほとんどの方が一人でパソコンを使っている訳で、正面以外の場所から画面を見ないでしょって言いたい。
なるほど。でも二人でパソコンをやる場合はベストだよね?
1台のモニターでパソコン作業を2人でやるシーンは想像できませんが、ゲームや映画鑑賞を数人でやったりする場合にメリットがある。画面を見ている全員が、クッキリとしたキレイな映像を観て楽しめるから。
とはいえ、ひとりの使用でもIPSを選ぶ理由はあるので、以下の特徴も理解しましょう。
映像が美しい
「映像が美しい」理由は、IPSパネルの色再現性の高さにあります。
ようするに、IPSパネルには実際の色に近い発色を出せる特徴があります。
そう言えば今までモニターの色について気にしたことなかったなぁ
ゲームも映画も同じですが、クリエイターの方々は非常に色にもこだわって作品をつくっています。もちろん、その色の映像をそのままお届けしたい訳ですが、じつは視聴者側が適当なモニターを使っているために、その色が観れていないことが普通に起きています。
そんな美しい映像を自分で壊すってもったいなくないですか。
映像がブレない
「映像がブレない」を正確に言うと「残像が発生しない」です。
もっと正確に言うと、昔より技術が向上し「残像が発生しにくくなった」のです。その原因は、モニターのスペックである「応答速度」が向上したから。
ところで応答速度ってなに?
応答速度とはざっくり説明すると色の変化に要する時間のことで、単位は「ms(ミリセカンド)」と表し、1msは1/1000秒のことです。もう少し詳しく説明すると「黒⇒白⇒黒」と変化するときに要する時間のことで、この数値が大きい(時間が長い)と残像が出やすくなる。
近年、特にゲームの発展に伴い残像を極力発生させないモニターが増え、応答速度1msも珍しくなくなりました。とはいえ、普通にゲームや映画鑑賞を楽しむのであれば、5msでも十分速いです。
価格が安くなってきた
IPSパネルは本当に安くなりました。ひと昔前は、IPSパネルってだけでワンランク価格が高かったのですが、メーカーさんのコスト低減努力で購入できる価格まで下がってきました。
でも、他のパネル方式と比べてどうなの?
残念ながら、他のパネルよりは高価です。とくにTNパネルには逆立ちしても勝てないでしょう。どうしても予算がない人はTNパネルを検討するのもありです。ひとりでゲームをやるのが目的ならTNパネルで十分の可能性が高いから。
とはいえ、IPSパネルは価格が高くてもそれだけのメリットがあると考えるべきでしょう。
IPSパネルの特徴(メリット・デメリット)をTN・VAとの比較で解説
液晶パネルの種類には「IPS」の他に「VA」と「TN」があります。
それぞれの特徴を比較することで、IPSパネルのメリット・デメリットが理解できるので、以下の表をご覧ください。
種類 | 視野角 | 色再現性 | コントラスト | 応答速度 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
IPS | |||||
VA | |||||
TN |
※コントラストが優れているVAは黒をより黒く表現できるので、映画がより映画館のように見れるイメージですね。
上記のとおり、IPSパネルはメリットばかりではありません。モニター選定において価格も大事ですが、僕は用途・目的でどのパネル方式を選ぶかを決めることをおすすめします。僕の思う各パネルの適切な人はこちら。
- IPS:複数人でゲーム・映画を楽しみたい人。色には絶対こだわる人。
- VA:複数人で映画を楽しみたい人。映画館のように黒にもこだわりたい人。
- TN:ゲーム、特にTPSを一人で没頭したい人。ガチでゲームに勝ちたい人。
自分にあったパネルを選ぶべきですが、IPSがやはりオールマイティに使え、後悔する可能性がもっとも少ないモニターと言えます。
IPSとVAのどっちが綺麗か実際のモニターで比較してみた!
僕はBenQのIPSパネルモニターとVAパネルモニター両方を所有しているので、実際の見え方を比較してどっちが綺麗か検証してみました。
IPSとVAどっちがいいか勝負!
明るい画像の比較
⇩IPSパネル
⇩VAパネル
IPSの発色の良さが俺でも分かるぞ!
やや明るい画像の比較
⇩IPSパネル
⇩VAパネル
分かりにくいけどVAの方が若干うすい感じだね
やや暗い画像の比較
⇩IPSパネル
⇩VAパネル
IPSの方が赤が鮮やかなのは分かるよね!
暗い画像の比較
⇩IPSパネル
⇩VAパネル
黒のコントラストはVAの勝ちだね。でもネオンはIPSの方が綺麗に見えるよ♬
総合的に判断すると、明らかにIPSの方が発色が綺麗で美しい結果となりました。よって迷うならIPSにした方が後悔はないでしょう。
ちなみに僕はどっちも問題なく快適に使用しています。
IPSパネルおすすめモニター9選を紹介
それでは、厳選したおすすめのIPSモニターを紹介します。
選定基準として、僕の中でしっかりと信頼できるメーカー品で且つ機能に対しコスパが良いモデルのみを選びました。あと今回、各サイズに対し各解像度のおすすめを1台づつ厳選した形です(かなり迷った😅)。
まずは、以下のモニター比較一覧表をご覧ください。
もちろん、すべて「IPSパネル」です。
※スマホでは表を指でスライドしてみてね。
※モデルにタッチすると詳細説明位置にジャンプするよ。
※価格は日々変動していますので必ずショップで確認してください。
No | モデル | サイズ | 解像度 | 応答速度 | HDR | 接続規格 | スピーカー | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
① | Dell S2421HS | 24インチ | FHD | 4ms | ✕ | HDMI×1 DP×1 | なし | 約1.8万 |
② | Acer SA272UEwmiipx | 24インチ | WQHD | 4ms | ✕ | あり | 約2.8万 | |
③ | LG 24UD58-B | 24インチ | 4K | 5ms | ✕ | なし | 約4.1万 | |
④ | BenQ GW2780 | 27インチ | FHD | 5ms | ✕ | HDMI×1 DP×1 | あり | 約2.7万 |
⑤ | LG 27QN600-BAJP | 27インチ | WQHD | 5ms | 〇 | なし | 約3.0万 | |
⑥ | DELL U2723QX | 27インチ | 4K | 5ms | 〇 | なし | 約6.0万 | |
⑦ | LG 32MP60G-B | 32インチ | FHD | 1ms | ✕ | HDMI×1 DP×1 | なし | 約2.9万 |
⑧ | Acer EB321HQUDbmidphx | 32インチ | WQHD | 4ms | ✕ | HDMI×1 DP×1 | あり | 約3.8万 |
⑨ | LG 32UN650-W | 32インチ | 4K | 4ms | 〇 | あり | 約万 |
上記のとおり、あらゆる選択肢を紹介したくて網羅的に選定しましたが、一般的に「モニターサイズと解像度」は以下の組み合わせが相性よく使いやすい。
- 24インチ:FHD
- 27インチ:FHD or WQHD
- 32インチ:WQHD or 4K
とは言え、③のような「24インチ4Kモニター」は他になく、欲しい人にとってはとても希少な逸品です。また、⑥の「27インチ4Kモニター」だってノートPCをUSB-Cで接続して表示させたい方に人気の機種だったりします。
選定のコツとして、まずはモニターサイズを決めましょう。置き場所が無いのに32インチを選定したら後悔する可能性が高いので注意です。
次に何をやりたいか(用途)によって、解像度を選ぶべきです。
PC作業が中心だけど高画質で映画も楽しみたいなら「4KやWQHD」を選んだ方が満足感が高いでしょう。
でも、ゲーム用としても検討をしているのならモニター選定で失敗しない為にも、こちらの記事「ゲーミングモニターの選び方!ゲーム機・機能別におすすめ機種も紹介」をぜひご覧ください。
ちなみに外部スピーカーは「Bose Companion 2 Series III」がイチオシですが、予算オーバーであれば「Creative Pebble」が安いけど音質はお値段以上♬
では、それぞれの機種を簡単に解説します。
①【24インチ・FHD】Dell ワイドフレームレスモニター S2421HS
モニターに定評のあるDell。フレームレスデザイン・IPS非光沢・フリッカーフリー・ブルーライト軽減とすべてが完璧。さらに縦横回転・高さ調節もあってこの低価格はお得すぎ。また、Dellがスゴイのは「3年間無輝点交換保証」と言うドット抜けがあれば交換してくれるサービス。品質に自信ありの証ですね。
高品質はモニターをメーカー保証を重視し安心して購入したい方におすすめのモデルです。
②【24インチ・WQHD】Acer モニター SA272UEwmiipx
コスパが良い機種を多く出しているAcerのモニターです。リフレッシュレート100Hzに応答速度1msはまさにゲーミングモニター仕様なので、PS5でも遊びたい人にピッタリ。フリッカーレスやブルーライトフィルターも搭載し目の疲れを軽減してくれるのも嬉しい。
基本に忠実なスペックで死角のない24インチWQHDモニターならコレでしょ!
③【24インチ・4K】LG モニター ディスプレイ 24UD58-B
液晶パネルメーカーでもあるLGの24インチ4Kモニターです。正直、24インチで4Kのモニターはほとんど存在しない為、貴重なモデルです。ぜひ、廃版にしてほしくないと願っています。それはさておきゲームプレイも快適な本格4Kでメーカーの本気度が感じます。
しっかりの24インチ4Kでやりたいビジョンが見えている人はコレ一択ですよ。
④【27インチ・FHD】BenQ モニター ディスプレイ GW2780
BenQの特徴として、目を守る技術がハンパないです。独自のアイケアテクノロジーとして「ブルーライト軽減」や「フリッカーフリー」機能などが目の疲れを極力抑えます。さらに「ブライトネスインテリジェンステクノロジー」は、視聴環境周辺の光量を検出して輝度を自動調整し、周辺光による目の疲労を軽減すると言うこだわりぶり。
PCやスマホで目を酷使する時代なので、僕のように目を守ることを最重要と考えている人にはオススメなモデルです。
⑤【27インチ・WQHD】LG モニター ディスプレイ 27QN600-BAJP
液晶パネルメーカーでもあるLGの27インチWQHDモニターです。パネルはIPSでしかもHDR搭載でこの安さは驚きの一言。フリッカーセーフやブルーライト低減など目にやさしい機能にも妥協無し。FreeSync等ゲーム機能も充実してます。はっきり言ってコスパ最強!
コスパ最強の27インチWQHDモニターが欲しい!って人におすすめ♬
⑥【27インチ・4K】Dell U2723QX ハブモニター
モニターで定評のあるDellの4K・27インチモニターです。USB-Cケーブル1本で接続をスッキリさせるハブ機能や、2台のPCを接続しても1台のキーボード・マウスで操作できる機能を搭載。HDR400にも対応し妥協がありません。さらに、ドット抜け(1画素だけ点灯しない状態)を保証する「3年間無輝点交換保証」に対応しており安心!好き嫌いのないシンプルなデザインもGOOD。
業界トップクラスの保証された高品質なモニターを安心して手に入れたい方はぜひ。
⑦【32インチ・FHD】LG フレームレス モニター 32MP60G-B
LGの32インチFHDモニターです。32インチのこの価格は驚きのコスパです。とはいえ、32インチFHDの機種ってそれほど多くなく、需要は減少傾向かも。僕も32インチならWQHDか4Kを推奨しますが、解像度よりサイズと価格を優先する人にピッタリなモデルです。
解像度はFHDで十分!とにかくコスパ最高の32インチが欲しい方は要チェックです。
⑧【32インチ・WQHD】Acer モニター OmegaLine EB321HQUDbmidphx
パソコンも取り扱うAcerが出しているモニター。非光沢のIPS液晶画面でさらにフリッカーレス・フルーライトフィルターも搭載し、目にやさしい機能が充実しています。ノートパソコンも接続してピクチャーインできるのは、遊びごころがあってGood。
ノートPCも接続して遊べるモニターが欲しい人におすすめです。
⑨【32インチ・4K】LG モニター ディスプレイ 32UN650-W
LGの31.5インチ4Kモニターです。LGは液晶パネルメーカーでもあり、スマートフォンでも有名。そんなLGがIPS・HDR、そしてゲームにも対応できるようFreeSync機能搭載。フレームレスデザインがスリムでカッコいいの一言ですね。
全ての機能を満足しつつ、且つ、コスパの良い機種が欲しいワガママさんにおすすめです。
【まとめ】IPSは最高だけどモニターは用途で選定しましょう
いかがでしたでしょうか。
IPSパネルの魅力がすこしでも伝わったのなら幸いです。ぜひ、モニター選定にお役立てください。
自分にピッタリのモニターが見つかるといいね♬
とはいえ、たしかにIPSパネルは最高だけど本記事でもモニターって用途でどれにするか選ぶべきと説明しました。今や、PC作業だけでモニターを購入するのは正直もったいないですよ。あなたは、PC作業以外にモニターで何をしたいですか?
たとえば、話題のPS5をやりたいならこちらの記事が参考になります。
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映画鑑賞・動画鑑賞用なら4Kモニターで観なきゃ損!おすすめ5機種を紹介【ゲームも最高】ぜひ、自分がやりたいことをしっかり決めてどのモニターにするか選定することをおすすめします。
お互い最高の環境でPCライフを楽しみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
じゃあ、またね。
モニターアームは自由自在にモニターの位置を簡単に移動できる便利アイテム。机上をスッキリできて、PC作業やゲームなどシーンによって素早く調整可能。Pixioはモニター専門メーカーだからアームのデザイン性もGOOD!
手元を明るく照られてくれるバーライトもモニターの定番アイテムになってきました。中でもこのBenQ製の評価が高い。さすがモニターメーカーが開発したモデルですね。
また、モニターには外部スピーカーが必須ですよ!モニターの内蔵スピーカーなんて今やスマホ以下の低音質だから。でもね、2~3千円のじゃあ意味ないよ。最低でもEdifierの「G2000」レベルの音質は欲しいでしょ♬
待ってたぜ!ついにSIE(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)のCEO(一番偉い人)が海外のイベントでPS5(PlayStation 5)の世界的な在庫不足が解消されたと発表!
しかも新型(2000番台)は一回りスリムになったよ♬