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- ゲーミングモニターに4Kって本当に必要かな・・・
- FPSなら4KよりフルHDの方がいいって聞くし・・・
- 正直、4Kモニターは高額だから後悔しなくないよ
- 誰か4Kを買っても後悔しない理由を教えて~
解像度4Kのゲーミングモニターに興味はあるけど、高額だからなかなか踏み出せない人も多いはず。
だって、4K買っても結局フルHDで十分なゲームしかやらなかったら勿体ないよ。
そこで、この記事では4Kのゲーミングモニターを買っても後悔しない理由を解説します。
つまり、ゲーミングモニターに4Kが必要な理由を教えてくれるってわけだね。
この記事を書いている僕は技術者としてモニターを扱う業界に20年以上身を置き、仕事もプライベートも毎日モニターに向かう生活。しかしモニター購入で失敗も何度か経験しており、モニター選定にはちょっとうるさかったりします。
この記事を読めば、4Kを買う理由が明確になり、また、おすすめのゲーミングモニターも分かります。
とは言え、4Kモニターは高額なのでしっかりと自分なりに納得してから購入しましょう。
ゲーミングモニターに4Kが必要な理由→リアリティの追求です
正直、ゲーミングの世界もすでに4Kモニターが必要な時代になっていますが、さらにその必要性は加速します。
そう、4Kが必要な一番の理由は「リアリティの追求」です。
リアリティ?もうちょっと分かりやすく説明してほしいよ。
つまりゲームの世界は、実写と区別がつかないぐらいの映像になるってことです。
あの~、フルHDだってけっこうキレイだと思うけど・・・
どんなに色再現性が高い液晶パネルでも、解像度が粗かったらリアリティは間違いなく下がります。
まずは、4KとフルHDの違いを正確に理解しましょう。
解像度の比較
(横) × (縦) | |
---|---|
4K | 3840 × 2160 |
FHD | 1920 × 1080 |
4KはFHDより横も縦もドット数が2倍です。
さらに、大きさの違いを画面全体のイメージ図で比較してみます。
大きさの違い
一目瞭然ですが、4Kの全ドット数はFHDのなんと4倍です。
わかった!同じサイズで4Kにしたら、もっとドットが細かくなるよね。
同じモニターサイズで4Kにするとドットの大きさが4分の1になるため、より繊細な描画ができるようになるってわけです。
とは言え、百聞は一見に如かずなので、この動画をご覧ください。冒頭の2分間だけで十分理解できるはずです。
まさに、ビデオカメラで撮ったのか、グラフィックなのか区別が付かないクオリティでしょ。今までの技術でもかなりリアルでしたが「Unreal Engine5」で開発される次世代ゲームはこの世界です。
よって、4Kのゲーミングモニターなら、まるで実写の世界でゲームをしているような体験ができるでしょう。
これでも、「ゲーミングモニターに4Kって本当に必要か」って言いますか!?
FPSで勝つことだけが目的なら4Kでなくてもよい理由
ゲーミングモニターにも4Kの必要性があることは理解できたかと思いますが、全員4Kを買いましょうって言いたいわけではありません。
人によって価値観は違うので、FHDでも十分綺麗で満足な方もいるでしょう。
でも、なにか4Kでなくてもいい基準ってないの?
強いて言えば、APEXのようなFPSで勝つことだけが目的なら4Kでなくてもよいです。
なぜなら、FPSは動きが激しく高解像度の映像を楽しんでいる場合ではないから。
んっ!4Kの方が細かいから遠くの敵も見えてゲームに有利でしょ?
実際、多くのプロゲーマーもフルHDのゲーミングモニターでプレイしています。
よって、フルHDだから勝率が落ちるってことはないってこと。賞金で飯を食ってるわけですから彼らは真剣ですよ。
このようにFHDで十分って方は、こちらの記事「ゲームはフルHDで十分じゃねえ?って人は後悔する前に読め!」でおすすめ機種も紹介していますのでよろしければご覧ください。
4Kゲーミングモニターに重要な2つのスペックを解説
4Kゲーミングモニターを選定する際、チェックすべき2つの重要スペックがあります。
それは「リフレッシュレート」と「応答速度」です。
それぞれ、深掘りして解説します。
リフレッシュレートとは
リフレッシュレートは1秒間に何枚の画像を切り替えて表示できるかを表すスペックで、単位は周波数と同じ「Hz(ヘルツ)」です。
画像を切り替えるってどう言うこと?もっと分かりやすく教えてほしい・・・
ゲームでも映画でも動画と言う形で映像が動いていますが、あれは何枚もの画像をパラパラ漫画のように高速で切り替えて表示することで人の目には動いて見えているのです。
4Kモニターに多いリフレッシュレート60Hzの場合、1秒間に60枚の画像を切り替えていることになります。しかし、PS5の登場で近年144Hzのゲーミングモニターがとても人気です。
リフレッシュレートについては、「ゲーミングモニターはリフレッシュレートが命!ガチなら144Hz以上がおすすめ!」にてもう少し詳しく解説していますので、よろしければどうぞ。
応答速度とは
応答速度とはざっくり説明すると色の変化に要する時間のことで、単位は「ms(ミリセカンド)」と表し、1msは1/1000秒のことです。もう少し詳しく説明すると「黒⇒白⇒黒」と変化するときに要する時間のことです。
まあ、よく分からないけど、数値が悪いとどうなるの?
数値が大きい(時間が長い)と高速に動くゲームでは残像が出やすくなります。
よって、数値が小さければ小さいほど高性能となるわけです。
とは言え、僕的にはリフレッシュレートが60Hzなら応答速度は5ms以下であれば十分。144Hzなら1ms以下が理想ですね。
もうちょっと応答速度について詳しく知りたいって方はこちらの記事「ゲーミングモニターの応答速度ってそんなに重要なの?勝ちたいなら1msがおすすめ!」をご覧ください。
液晶ディスプレイのパネル種についても、ざっくりと理解しましょう。
パネル種には「TN」「VA」「IPS」があり、一般的に以下の特徴がそれぞれあります。
パネル種 | 特徴 |
---|---|
TN | リフレッシュレート・応答速度共に速く表示できる。その代わり視野角が狭いのがデメリット。他のパネルより画質は劣るが価格が安くゲーミングモニターとして一番採用されている。 |
VA | 画質はIPSとTNの中間的存在。応答速度は速いが、視野角はIPSよりは狭い。コントラストが他のパネルより高いのが最大のメリットで映画鑑賞にも向いている。 |
IPS (ADS) | 視野角が広く色再現性も高いため画質がとてもキレイ。最近はリフレッシュレートが速いモニターも増えてきたがTNよりは応答速度は若干遅い。どうしても価格が高くなるのがデメリットですね。 |
VAやIPSパネルの価格は年々下がってきており、応答速度もTNパネル並みになってきました。YouTubeや映画なども美しい映像を楽しむならVAやIPSパネルがおすすめ。また、ADSパネルはIPSとほぼ同性能です。
4Kゲーミングモニターおすすめ9選【60Hz・144Hz】
PS5が標準で120Hz・4Kに対応しました。
家庭用ゲーム機もついにゲーミングPC並みの性能になったってわけね。
とは言え、リフレッシュレートは60Hzで十分って方もいるでしょう。
よって、大きく分けて2種類の4Kゲーミングモニターを紹介します。
- 【 60Hz・4K】ゲーミングモニター
- 【144Hz・4K】ゲーミングモニター
それぞれ、おすすめモデルを厳選しました。
もちろん全機種、解像度は4Kです。
まずは比較一覧表にてご覧ください。
※スマホの方は左右にスクロールして見てね
No | Hz | メーカー | モデル | サイズ | パネル種 | 応答速度 | 価格 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
① | 60Hz | Acer | KG282Kbmiipx | 27インチ | IPS | 4ms | 約4.0万 | |
② | 60Hz | IODATA | EX-LDGCU271DB | 27インチ | ADS | 4ms | 約4.1万 | |
③ | 144Hz | Acer | XB283KKVbmiipruzx | 28インチ | IPS | 1ms | 約8.0万 | |
④ | 144Hz | ASUS | VG28UQL1A | 27インチ | IPS | 1ms | 約8.0万 | |
⑤ | 160Hz | IODATA | EX-GCU271HXAB | 27インチ | AHVA | 1ms | 約9.0万 | |
⑥ | 144Hz | BenQ | EX2710U | 27インチ | IPS | 1ms | 約13.4万 | |
⑦ | 144Hz | MSI | MAG274URF | 27インチ | IPS | 1ms | 約10.8万 | |
⑧ | 144Hz | Dell | G3223Q | 32インチ | IPS | 1ms | 約9.4万 | |
⑨ | 144Hz | LG | 32GR93U-B | 32インチ | IPS | 1ms | 約9.0万 |
つい最近まで4K&144Hzのゲーミングモニターは10万円以上のモデルしかありませんでしたが、8万円代まで下がってきた機種もあり嬉しいですね。ちなみに僕は「④ASUS」押しです。
また、60Hzなら「①Acer」がコスパ最高ですが、日本企業の「②IODATA」も高品質で人気!
もし、32インチの大型モニターを導入するなら、設置できるスペースがあるか必ずチェックしましょう。家族でPS5をワイワイ楽しむなら「⑧DELL」が保証充実してて最高ですよ。
では、それぞれの特徴を解説しますね。
①【60Hz】Acer ゲーミングモニター Nitro 28インチ KG282Kbmiipx
Acerの28インチ・4Kゲーミングモニターです。リフレッシュレートは60Hzですが、IPSパネルを採用しているため色再現性の高い超高画質を楽しめます。また、星形スタンドでゲーミングらしいデザインがカッコイイ。HDRにも対応しているためリアリティが高くおすすめの逸品です。
コスパ最高の本格4Kゲーミングモニターが欲しい方はぜひ!
②【60Hz】IODATA ゲーミングモニター 27インチ GigaCrysta EX-LDGCU271DB
モニター販売で長年の実績があるI-O DATAの27インチ4Kモニターです。I-O DATAは数少ない日本企業のひとつで、品質とコスパの高さが売り。本モデルはIPSと同性能のADSパネルを採用しており、視野角も広く高画質。もちろんHDRにも対応しており、応答速度は4msと優秀。3年保証は品質に自信のある証ですね。
やっぱり安心の日本メーカーがいいって方にマジでおすすめ!
③【144Hz】Acer ゲーミングモニター Predator XB283KKVbmiipruzx 28インチ
パソコンメーカーでも有名なAcerの28インチ4Kゲーミングモニターです。リフレッシュレート144Hzの描画スピードとIPSパネル4Kの高解像度を両立し、1ms(GTG)の応答速度で残像を極限までなくした逸品。さらにDisplayHDR400対応で人の目で見たように明暗部分もクッキリと表示されるためリアルな没入感が体験できる。USB-Cにも対応しており拡張性が高いです。
ゲームとPCで兼用して使いたいならUSB-C搭載の本機種で間違いなし!
④【144Hz】ASUS ゲーミングモニター TUF Gaming VG28UQL1A 28インチ
マザーボードでも有名なASUSの144Hz・28インチ4Kゲーミングモニターです。応答速度は1ms、HDR400を搭載し妥協は一切なし。なのに他社より低価格でコスパが最高。色再現性の高いIPSパネルが高解像度4Kをさらに引き立てます。黒を基調としたシンプルなデザインなので、どんな部屋にでも合うでしょう。正直、めっちゃ売れてます!
PS5の性能を完全に引き出せるコスパ最高のモニターならコレでしょ!
⑤【160Hz】IODATA GigaCrysta EX-GCU271HXAB ゲーミングモニター 27インチ
日本企業のIODATAが出した本気の4Kゲーミングモニター27インチです。リフレッシュレートは144Hzを飛び越え、なんと160Hzという速さ。IODATAは僕もよく仕事で使うほど信頼性は高くサポートもしっかりしているので安心。本モデルはPS5にも最適で、応答速度も1msと十分。しかも他社に負けない価格には本気度を感じますね。
安心と信頼の日本企業が開発した4Kゲーミングモニターでプレイしたい方にイチオシです。
⑥【144Hz】BenQ MOBIUZ EX2710U ゲーミングモニター 27インチ
ゲーマーに人気のBenQ MOBIUZ(モビウス)シリーズの27インチ4K・144Hzゲーミングモニターです。HDMI2.1なので4K&120fpsに対応し、まさに次世代ゲーム機の為に生まれてきたモニター。2.1chの高音質スピーカーを内蔵しているモニターは他には無い。マイクも搭載しているのでヘッドセットなしでも高音質が楽しめます。
高音質スピーカー&マイク搭載で机上をスッキリさせたい人におすすめ!
⑦【144Hz】MSI MAG 274UPF ゲーミングモニター
ゲーミングノートPCでも定評のあるMSIが開発した4Kゲーミングモニター27インチです。リフレッシュレートはPS5にも最適の144Hzで応答速度も1msと完璧。IPSパネルを採用したフレームレスのスリムなデザインで高い色再現性を実現しています。ちなみにMSIはマザーボードからグラフィックボードまであらゆるゲーミングデバイスを手掛けているメーカーです。
ゲーミングを知り尽くしたメーカーがこだわり抜いたモニターが欲しい方はぜひ!
⑧【144Hz】Dell G3223Q 32インチ 4K ゲーミングモニター
モニターに定評のあるDellの4K・144Hzゲーミングモニター32インチです。IPSパネルを使用し、HDR600機能付きで高画質にこだわったモデルです。さらに応答速度も1msと妥協なし。さらにFreeSyncにも対応したゲーミング仕様です。もちろんDellの看板サービスである「ドット抜けを不具合としてくれる3年間無輝点交換保証」にも対応。品質に自信がある証ですね。
家族でPS5の高速&高画質ゲームをワイワイ楽しみたいならオススメの逸品です!
⑨【144Hz】LG ゲーミングモニター UltraGear 32GR93U-B 31.5インチ
液晶パネルメーカーでもあるLGの31.5インチ144Hzゲーミングモニターです。パネルは応答速度1msのIPSを採用しており、さらにHDR400にも対応。暗いシーンの視認性を高める「ブラック スタビライザー」はゲームが優位になること間違いなし。FreeSync・G-SYNC両方に対応しておりゲーム機能が充実してます。完璧ですね♬
液晶メーカーが本気で開発した高性能ゲーミングモニターで家族・友人と思いっきり遊ぼう!
まとめ.4Kで実写のようなリアルゲームを楽しもう!
今回は、ゲーミングモニターに4Kが必要かを解説しました。
人によって価値観は違いますが、4Kのゲーミングの世界はさらにリアリティが上がり楽しさ倍増です。
とくにPS5の「The Matrix Awakens(マトリックス・アウェイクン)」では度肝を抜かれました。まるで映画の中でゲームをしているみたい。
こんなゲームが続々と出てくるかと思うとワクワクが止まりません。
僕も生きている間に、最新技術を思いっきり楽しみたいと思います。
じゃあ、またね。
モニターアームは自由自在にモニターの位置を簡単に移動できる便利アイテム。机上をスッキリできて、PC作業やゲームなどシーンによって素早く調整可能。Pixioはモニター専門メーカーだからアームのデザイン性もGOOD!
手元を明るく照られてくれるバーライトもモニターの定番アイテムになってきました。中でもこのBenQ製の評価が高い。さすがモニターメーカーが開発したモデルですね。
また、モニターには外部スピーカーが必要です!モニターの内蔵スピーカーなんて今やスマホ以下の低音質ですよ。デザイン性・音質・操作性すべてが高レベルの「Edifier G2000」ならゲーミング環境をワンランク上げてくれる♬
そして、ガチならゲーミングヘッドセットは必須。初心者がやりがちな2~3千円の安物買ったらあかん!セールでも5千円以上だって。例えば「Razer BlackShark V2」なら着け心地と操作性が快適な上、敵の足音も聞こえちゃうレベル♪ちなみにこのモデルはUSBサウンドカード付なのでオプション不要でPC接続が可能。初心者なら満足度100%です!
待ってたぜ!ついにSIE(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)のCEO(一番偉い人)が海外のイベントでPS5(PlayStation 5)の世界的な在庫不足が解消されたと発表!
しかも新型(2000番台)は一回りスリムになったよ♬