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こんにちは。
もしかして、ゲーム目的で4Kの32インチモニターにしようか迷っていませんか?
でもさー、さすがに32インチって大きすぎないかな?
たしかにゲーミングモニターはPCモニターと兼用で使う人が多く、パソコンデスクに置いてPC作業をすると、32インチは大きく感じます。
なぜなら、モニター全体が自分の視野の中に納まりきらないから大きく感じる訳です。
とは言え、じつは使い方・考え方次第で全く大きいとは感じません。
なにを言っているのかよく分からないよ。くわしく説明して!
そこで今回、ゲーム用の32インチ4Kモニターの使い方・選び方を解説します。最後におすすめの機種も紹介するね。
- 4K解像度の魅力が正確に理解できる
- 4Kの32インチが大きく感じない使い方が分かる
- 32インチ4Kゲーミングモニターのおすすめ機種がわかる
本記事では「エンジニア × モニターオタク」の僕が、「PCやモニターに詳しくない方にも理解できる」をモットーに分かりやすく説明するよう心掛けています。
最近は仕事でもプライベートでも四六時中モニターに向き合っている方が増えてきましたが、この記事を書いている僕もその一人。パソコン歴35年の僕はPCを扱う業界に身を置き、仕事でも沢山のモニターを購入してきました。その知識を活かしつつ、本ブログにてモニター選定で困っている方のお役に少しでも立てれば幸いです。
まずは解像度4Kの魅力を正確に理解しよう!
モニター選びで重要なスペックとして解像度があります。あなたは解像度4Kって正確に説明できますか?
えっと、すごく映像がキレイだよね・・・
めっちゃ高画質的なザックリとしたイメージだけでモニターを買う人は少なくありません。モニターを買う際、スペックの意味をある程度しっかり理解した上で購入することは、後悔しない為に重要なことです。
でも、あんまり難しいと理解できないかも・・・
そこで簡単に分かりやすく解像度を説明します。モニターの世界でスタンダードな解像度はFHD(フルHD)です。今でこそ普通の解像度ですが、FHDが出た頃はこの高解像度に驚きました。
じゃあ、4Kってどれだけ高解像度なの?
解像度とは、液晶パネルに並べられたドット(画素)の総数で、「横の画素数 × 縦の画素数」で表します。イメージは下図の通り。
そして、4KとFHDの解像度(数値)を表で比較します。
解像度の比較
解像度 | (横) × (縦) |
---|---|
4K | 3840 × 2160 |
FHD | 1920 × 1080 |
この比較をイメージ図で表すと以下のようになります。
気付きましたね。4KはFHDの4倍の解像度になります。つまり、同じモニターサイズでFHDから4Kに変更すると、ドットの大きさは4分の1になる訳です。さらにドットがきめ細かくなるため、超高画質な映像を表現できるのです。
32インチが大きすぎと感じない使い方はたった2つ!
さて、32インチは「大きすぎ」ではとよく言われます。各モニターサイズと比較すると以下のようになります。
上記の通り、32インチが圧倒的に大きいことが分かります。対角の長さで約81cmの32インチはPCモニターとしては確かに大きいです。
とはいえ、正直それは単純な発想でしかなく、使い方でまったく問題がなくなる。本当にシンプルですが2つの使い方・考え方があります。
へー、どんな考え方なの?
1つ目は、16インチFHDモニターを4つ並べたと思えばよい。トレーダーの方など、モニターアームを駆使して4つモニターを並べた状態を見たことあるでしょ。まさにあれで、小さいモニターを4つ並べたと思えば、モニター全体が視野に入るか気にする必要なしです。(ちなみに15インチはノートPCとして結構大きなサイズです)
なるほどね、もう一つは?
2つ目は、もっと単純で、モニターから離れればいい。全体の視野が無理なく入る距離感を作ればよいってこと。だって、PC作業のようにキーボードやマウスを使わない遊びであれば離れることは出来るよね。ちょっと離れてのPS5やPS4、Switchを使ったゲームや映画鑑賞なら、32インチ4Kは最適ですよ。
32インチ4Kモニターはゲーム用として成立するのかスペックをチェック
もちろん、32インチ4Kモニターの最大のメリットは、超高画質映像を表現できる超高解像度スペックであること。
では、他のスペックはどうかチェックしてみましょう。ゲーミングモニターとしてチェックすべき項目は以下4つです。
- リフレッシュレート
- 応答速度
- 液晶パネルの種類
- HDR機能
では、それぞれ深掘りして分かりやすく説明します。
リフレッシュレート
リフレッシュレートとは1秒間に何枚の画像を表示できるかを表すスペックで、32インチ4Kモニターのリフレッシュレートは60Hzがほとんどです。
あの~、よく分からないけど60Hzって速いの?
ゲーミングモニターの世界では144Hzや240Hzがある中、決して60Hzは速いとは言えません。デメリットと思われそうですが、4Kの場合、モニターを24インチや27インチにサイズダウンしても60Hzを超えるモニターはほとんど存在しません。要するに4Kの高リフレッシュレート化はまだまだ技術的には困難。
よって32インチの4Kゲーミングモニターは60HzでOKとなるわけです。リフレッシュレートについて詳しく勉強したい方は以前書いた「ゲーミングモニターはリフレッシュレートが命!ガチなら144Hz以上がおすすめ!」をご覧ください。
PS5が発売されてからモニター技術も大きく向上し、4Kでも144Hzを超えるモニターが多く開発されました。後ほど紹介モデルのラインナップにも追加しましたので、ぜひチェックしてみてください。
応答速度
応答速度とはざっくり説明すると色の変化に要する時間のことで、応答速度が速いと残像が発生しにくくなります。近年、ゲーミングモニターとしての応答速度は1ms以下が当たり前の時代になりました。
じゃあ、1msを選べばいいのね!
しかし、32インチ4Kでは1msのモニターはほぼ存在しません。これもデメリットと言われそうですが、リフレッシュレートが60Hzなのに応答速度だけ速くても意味ないですよね。でも1msって、FPSなど本当にガチで勝つためのゲームをしている人向けで、正直、普通に楽しむなら5msでもかなり高速です。
とは言え、応答速度って結構大事なスペックなので「ゲーミングモニターの応答速度ってそんなに重要なの?勝ちたいなら1msがおすすめ!」にて詳しく解説しています。
液晶パネルの種類
液晶パネルの種類には大きく分けて3つあり、それぞれの特徴は以下のとおりです。
パネルの種類 | 特徴 |
---|---|
IPS | 視野角が広く色再現性も高いので画質がとてもキレイ。映画鑑賞としてベスト!最近はゲーミングモニターとしても多く採用されている。どうしても価格が高くなるのがデメリットですね。※ADSパネルもほぼIPSと同じと思ってOK。 |
VA | 画質はIPSとTNの中間的存在。視野角はIPSよりは狭いけど気になるレベルではないかと。コントラストが他のパネルより高く黒の再現が抜群なので映画にも最適。 |
TN | リフレッシュレート・応答速度共に速く表示できる。その代わり視野角な狭いのがデメリット。他のパネルより画質は劣るが価格が安くゲーミングモニターとして一番採用されている。 |
へー、どれを選ぶか迷うなぁ
しかし迷う必要はありません。4Kは映像の美しさを楽しみたいので、「IPS」又は「VA」を選びましょう。とは言え、32インチ4Kモニターのほとんどがコストパフォーマンスを上げるために「VA」が採用されています。「VA」はコントラストが優秀で黒の再現性が高いので、ゲームだけでなく映画鑑賞にも最適です。
また、32インチは大きいモニターなので家族や友達と遊ぶことが多いでしょう。その場合「TN」は視野角が狭く、みんなが美しい映像を観れないので注意しましょう。「TN」は一人用の液晶パネルと言っても過言ではないですね。
HDR機能
せっかくの4Kと言う超高画質なので、画質をアップする機能はさらに欲しいところ。HDR機能は、「ハイ・ダイナミック・レンジ」といって、黒潰れや白飛びを極限まで無くした美しい映像を表現できる技術です。
俺のスマホのカメラにもHDRあるぞ!そう言う意味だったのか
映画はもちろん、ゲームもHDR対応の作品が普通に発売されてきました。クリエイターがこだわって作った最高な映像をHDRで楽しめるわけです。技術はどんどん進化していきますね。
もうちょっと詳しくHDRのことを知りたいって方はこちらの記事「モニターにHDRって必要?HDRの必要性を分かりやすく解説!」をよろしければどうぞ。
32インチの4Kゲーミングモニターおすすめ3選!
それでは、32インチ4Kゲーミングモニターを紹介します。
まず、お伝えしたい事として、全機種、「ゲーミングモニター」と言う商品名ではありません。「ゲーミングモニター」は75Hz以上から呼ぶことが多いようです。しかし、すべての機種がゲームで使用されることも前提として開発されています。たとえば、FreeSync機能。FreeSyncはゲーム機本体とモニター間で同期をとって映像の乱れ(ティアリングやスタッタリング)が起きないようにする技術です。
ロールプレイング系の超高画質ゲームなら最高の映像を楽しめちゃいます。
まずは以下の比較一覧表をご覧ください。
もちろん、全機種「32インチ」「4K」です。
※スマホでは表を指でスライドしてみてね。
※価格は日々変動していますので必ずショップで確認してください。
No | メーカー | モデル | リフレッシュレート | 応答速度(MAX) | パネル種 | HDR | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
① | BenQ | EW3270U | 60Hz | 4ms | VA | 〇 | 約5.4万 |
② | I-O DATA | EX-LD4K321VB | 60Hz | 3ms | VA | 〇 | 約5.5万 |
③ | LG | 32UN650-W | 60Hz | 4ms | IPS | 〇 | 約6.1万 |
④ | Dell | G3223Q | 144Hz | 1ms | IPS | 〇 | 約9.4万 |
⑤ | Acer | XV322QKV3bmiiphx | 144Hz | 0.5ms | IPS | 〇 | 約9.5万 |
厳選してみて思ったこととして、どの機種もスピーカー内蔵でHDRにも対応しており完璧。VAもIPSも視野角が広いので、家族全員が綺麗な画面で楽しめる。
注意点として、USB-Cで接続したかったら「① BenQ」「⑤ Acer」のみが対応。
PS5の性能を完全に引き出したいなら高リフレッシュレートの「④ Dell」「⑤ Acer」を選べば幸せになれます。
では、それぞれ簡単に解説します。
① BenQ モニター ディスプレイ EW3270U 31.5インチ【60Hz】
目をいたわる機能がハンパないBenQのモニター。独自のアイケア技術で、ブルーライト軽減やHDRによる過度な明るさを抑え、徹底的に目にやさしい映像を表示します。FreeSync対応で流れるようなゲームプレイを体感できちゃうのもGood。次世代接続規格になりつつあるUSB Type-Cも搭載だよ。
おすすめしない理由が見つからないほど高機能でコスパ最高!イチオシです。
② I-O DATA 4K モニター EX-LD4K321VB 31.5インチ【60Hz】
モニター販売で長年の実績があるI-O DATAの31.5インチ4Kモニターです。VAパネルなので視野角も広く、家族で映画鑑賞にも向いてます。本モニターはHDMIポートを3つ搭載しているため、多くの機器を接続したい場合便利。
ディスクトップPC・ノートPC・ゲーム機などHDMIで沢山接続したい人はぜひ。
③ LG モニター ディスプレイ 32UN650-W 31.5インチ【60Hz】
液晶パネルメーカーとしても有名なLGの31.5インチ4Kゲーミングモニターです。60Hzなので、応答速度4msでも十分速い。FreeSyncにも対応しゲーミングとしてもしっかり意識して開発されています。でも本機の特筆すべきはIPSパネルを採用していること。IPSパネルなので、他のVAモデルと数千円の差しかないぐらいコスパが高い。おすすめ!
液晶パネルメーカーがガチで開発した高画質4K32インチを使ってみたい人にぴったり!
④ Dell ゲーミングモニター G3223Q 32インチ【144Hz】
モニターに定評のあるDellの4K・144Hzゲーミングモニター32インチです。IPSパネルを使用し、HDR600機能付きで高画質にこだわったモデルです。さらに応答速度も1msと妥協なし。さらにFreeSyncにも対応したゲーミング仕様です。もちろんDellの看板サービスである「ドット抜けを不具合としてくれる3年間無輝点交換保証」にも対応。品質に自信がある証ですね。
家族でPS5の高速&高画質ゲームをワイワイ楽しみましょう!
⑤ Acer ゲーミングモニター Nitro XV322QKV3bmiiphx 31.5インチ【160Hz】
Acerの正確には31.5インチの4Kゲーミングモニターです。リフレッシュレートは160Hzで、応答速度は驚異の0.5msと超高速。IPSパネルを採用しているため色再現性の高い超高画質を楽しめます。高さやチルトなどポジションも自分流に自由自在。モニターらしいスタンダードなデザインがどんな部屋にもピッタリ。HDR400にも対応しているためリアリティが高くおすすめの逸品です。
コスパ最高の本格4Kゲーミングモニターが欲しい方はぜひ!
【まとめ】4Kなら32インチモニターで超高画質ゲームを堪能しよう♬
いかがでしたでしょうか。
テレビなら40・50インチは当たり前の時代なのに、モニターは32インチが「大きすぎ」って思われる不思議な世界です。
でも、4Kなら32インチは迫力があって没入できるのでゲーミングモニターとして魅力ありですよ。
発売された新型ゲーム機PS5も標準で4K対応となりました。
FPSのようなバトロワ系ゲームをガチでやらないなら、これから主流となるであろう解像度4Kを楽しんでほしいです。
じゃあ、FPSで勝つゲーム目的の人はどうすればいいの?
本気で勝ちたいなら、迷わず、FHDをおすすめします。FPSは正直、プレイが忙しすぎて超高画質を楽しむ余裕などありません。それより、リフレッシュレート・応答速度にこだわり、誰よりも早く敵の動きに気付くことが重要ですよ。
ではお互い、最高の環境を手に入れてゲームに映画鑑賞など、堪能しましょう♬
最後までお読みいただきありがとうございました。
じゃあ、またね。
モニターアームは自由自在にモニターの位置を簡単に移動できる便利アイテム。机上をスッキリできて、PC作業やゲームなどシーンによって素早く調整可能。Pixioはモニター専門メーカーだからアームのデザイン性もGOOD!
手元を明るく照られてくれるバーライトもモニターの定番アイテムになってきました。中でもこのBenQ製の評価が高い。さすがモニターメーカーが開発したモデルですね。
また、モニターには外部スピーカーが必要です!モニターの内蔵スピーカーなんて今やスマホ以下の低音質ですよ。デザイン性・音質・操作性すべてが高レベルの「Edifier G2000」ならゲーミング環境をワンランク上げてくれる♬
そして、ガチならゲーミングヘッドセットは必須。初心者がやりがちな2~3千円の安物買ったらあかん!セールでも5千円以上だって。例えば「Razer BlackShark V2」なら着け心地と操作性が快適な上、敵の足音も聞こえちゃうレベル♪ちなみにこのモデルはUSBサウンドカード付なのでオプション不要でPC接続が可能。初心者なら満足度100%です!
待ってたぜ!ついにSIE(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)のCEO(一番偉い人)が海外のイベントでPS5(PlayStation 5)の世界的な在庫不足が解消されたと発表!
しかも新型(2000番台)は一回りスリムになったよ♬